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スイフトスポーツ「ZC33S Final Edition」発表!標準車との違いとは?

本記事には商品プロモーションを含みます

2024年12月17日、スイフトスポーツ(以下、スイスポ)の特別仕様車である「ZC33S Final Edition」(ZC33S ファイナルエディション・以下、ファイナルエディション)が発表されました。

これに伴い、標準モデルは2025年2月をもって生産終了1することが発表されています。

一方、標準モデルとファイナルエディションでは価格差やカラーバリエーションなどに差があります。

そこで、本記事では両者を比較してみましたので、購入予定の方は是非参考にしてみてください。

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デザイン・装備等の変更点

外観

標準モデル

画像引用:スズキ

ファイナルエディション

画像引用:スズキ

外観に関する大きな差は「ホイール」「ブレーキキャリパー」「Cピラーデカール」「専用エンブレム」です。

ホイールはブラック単色塗装になっており、また、ブレーキキャリパーは赤色塗装されたものとなっています。

これらにより、スポーティーさの増したデザインとなっています。

また、Cピラーに専用デカールが施されていたり、「Sport」エンブレムがレッド/ブラックの2トーンになっているのも特徴です。

内装

標準モデル

画像引用:スズキ

ファイナルエディション

画像引用:スズキ

上記画像の通り、内装に関する大きな差は「インパネ」「コンソール」「ドアアームレスト」「ステアリングガーニッシュ」です。

標準モデルでは赤色基調になっているのに対し、ファイナルエディションではヒートグラデーション加飾となっています。

インパネにはスイスポ特有の「Sport」エンブレムが、コンソールには「ZC33S Powered by SUZUKI」の文字が入っています。

また、標準モデルではステアリングガーニッシュはブラックであるのに対し、ファイナルエディションではグロスシルバーに変更されています。

性能・スペック等

項目数値
全長3,890mm
全幅1,735mm
全高1,500mm
ホイールベース2,450mm
車体重量970kg(MT)
990kg(AT)
最小回転半径5.1m
最高出力140PS(103kW)/5500rpm
最大トルク23.4kg・m(230N・m)/2500~3500rpm
排気量1,371cc
過給機ターボ
パワーウェイトレシオ6.93kg/PS

車体サイズや燃費、馬力など、走行に関する基本的な変更点はありません

それぞれのモデルについての諸元表は下記リンクから閲覧できます。

標準モデル:スイフトスポーツ 主要装備・主要諸元

ファイナルエディション:ZC33S_装備諸元_HP用

価格差

標準モデルとファイナルエディションの価格2,3・価格差を表にまとめてみると、下記の通りとなります。

標準モデルファイナルエディション価格差
6MT2,164,800円2,329,800円165,000円
6AT2,236,300円2,401,300円165,000円
6MT
(全方位モニター用カメラパッケージ装着車)
2,217,600円2,382,600円165,000円
6AT
(全方位モニター用カメラパッケージ装着車)
2,289,100円2,454,100円165,000円

まとめると、全モデルとも一律で16.5万円の値上げとなります。ただし、色によってはそれ以上の値上げになるものがあります(詳細は後述します)。

そのため、ファイナルエディションにこだわりのない方は、標準モデルを購入したほうがお得と言えます。

カラーバリエーション

カラーバリエーションの変化

標準モデルは全9色(2トーンルーフ含む)であるのに対し、ファイナルエディションは全5色(2トーンルーフ含む)となります。

表にまとめると、次のようになります。

標準モデルファイナルエディション
黄色系チャンピオンイエロー4チャンピオンイエロー4
赤系バーニングレッドパールメタリック・バーニングレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフバーニングレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ
青系スピーディーブルーメタリック・スピーディーブルーメタリック ブラック2トーンルーフフロンティアブルーパールメタリック ブラック2トーンルーフ
銀系プレミアムシルバーメタリックプレミアムシルバーメタリック ブラック2トーンルーフ
白系ピュアホワイトパールピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ
黒系スーパーブラックパール
橙系フレイムオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ

表の通り、橙系色と黒系色が廃止となります。

そのため、オレンジやブラックにこだわりがある方は、標準モデルを購入した方がよいでしょう。

フレイムオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ(左)
スーパーブラックパール(右)

また、青系色も先代スイフトのカラーである「スピーディーブルーメタリック」から、現行カラーである「フロンティアブルーパールメタリック」に変更となります。

先代の「スピーディーブルーメタリック」にこだわりがあるのであれば、2025年2月までに注文した方がよいと言えそうです。

スピーディーブルーメタリック(左)
フロンティアブルーパールメタリック(右)

カラーバリエーションの変化に伴う価格変動

標準モデルにおいて、塗装色による価格変化4は下記の通りとなります。

  • ●バーニングレッドパールメタリック・ピュアホワイトパール・プレミアムシルバーメタリック塗装車は22,000円高(消費税込み)
  • ●フレイムオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ・スピーディーブルーメタリック ブラック2トーンルーフ仕様車は44,000円高(消費税込み)
  • ●バーニングレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ仕様車は66,000円高(消費税込み)

ファイナルエディションにおいて、塗装色による価格変化5は下記の通りとなります。

  • ●ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ・プレミアムシルバーメタリック ブラック2トーンルーフ仕様車は88,000円高(消費税込み)
  • ●フロンティアブルーパールメタリック ブラック2トーンルーフ・バーニングレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ仕様車は99,000円高(消費税込み)

上記を加味し、色別の標準モデルとファイナルエディションの価格差をまとめると、次の通りです。

標準モデルファイナルエディション価格差(最大)
黄色系2,164,800円~2,329,800円~165,000円
赤系2,186,800円~2,428,800円~242,000円
青系2,164,800円~2,428,800円~264,000円
銀系2,186,800円~2,417,800円~231,000円
白系2,186,800円~2,417,800円~231,000円
赤系・青系は1トーンカラーでの比較。

表の通り、チャンピオンイエロー以外の系統色は、実質23~26万円の値上げとなります。

中でも一番価格差の大きいのが青系色です。

標準モデルの1トーンカラーであれば、追加料金が発生しないのに対し、ファイナルエディションの場合は追加で99,000円の費用が発生します。

そのため、現行スイフトのイメージカラーである「フロンティアブルーパールメタリック ブラック2トーンルーフ」にこだわりがないのであれば、2025年2月までに注文したほうがお得です。

また、バーニングレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ仕様車も注意が必要です。

こちらのカラーは標準モデル・ファイナルエディション共に注文できるカラーですが、標準モデルであれば追加費用は66,000円であるのに対し、ファイナルエディションの場合、追加費用は99,000円(いずれも消費税込み)となっています。

そのため、こちらのカラーについても、ファイナルエディションに対するこだわりがないのであれば、標準モデルで購入したほうが約20万円程費用を抑えることができ、おすすめです。

ファイナルエディション購入時の特典

2024年12月17日から2026年3月31日までに成約およびナンバー登録まで完了すると、上記画像のような特製ピンバッジがもれなくゲットできます。

ナンバー登録以降、成約した店舗にて受け取ることができます。

ただし、車両の販売状況によっては、期間内であっても早期に終了する場合があることや、シリアルナンバーの指定ができないことに注意が必要です。

どうしても欲しい方は、早めにお店に行き、契約した方がよさそうです。

詳細は公式ページから確認することができます。

まとめ

標準モデルとファイナルエディションの基本的な変更点は内外装であり、性能面での変化はほぼありません。

また、チャンピオンイエロー以外の色はブラック2トーンルーフ仕様になります。

その他、「スーパーブラックパール」、「フレイムオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ」、「スピーディーブルーメタリック(ブラック2トーンルーフ含む)」は廃止になります

価格面においても、標準仕様より最低でも16.5万円、色によっては26万円程度の値上げとなります。

これらを考慮すると、次のようにまとめられます。

ファイナルエディションがオススメの人

  • ●特別仕様車にこだわりたい人
  • ●「フロンティアブルーパールメタリック ブラック2トーンルーフ」にこだわりがある人
  • ●2トーンカラーを選びたい人(シルバー、ホワイト)
  • ●ファイナルエディションの内外装が好みの人
  • ●特製ピンバッジセットが欲しい人

標準モデルがオススメの人

  • ●少しでも安く購入したい人
  • ●ブラック系、オレンジ系の色を選びたい人
  • ●「スピーディーブルーメタリック」を選びたい人
  • ●1トーンカラーを選びたい人(レッド、ブルー、シルバー、ホワイト)
  • ●標準モデルの内外装が好みの人

いずれにしても、購入金額が高額です。

ただし、標準モデルについては2025年2月をもって生産終了するとのことですので、標準モデルと迷っている方は、年内には結論を出しておいた方がよいでしょう。

また、特製ピンバッジを入手するには、2026年3月31日までにナンバー登録完了まで必要ですので、こちらも注意しておいた方がよさそうです。

脚注

  1. スズキ、スイフトスポーツに特別仕様車「ZC33S Final Edition」を設定して発売|スズキ、2024年12月17日閲覧。 ↩︎
  2. スイフトスポーツ 価格・グレード|スズキ、2024年12月18日閲覧。 ↩︎
  3. スイフトスポーツ ZC33S Final Edition 価格・グレード|スズキ、2024年12月18日閲覧。 ↩︎
  4. スイフトスポーツ 価格・グレード|スズキ、2024年12月18日閲覧。 ↩︎
  5. スイフトスポーツ ZC33S Final Edition 価格・グレード|スズキ、2024年12月18日閲覧。 ↩︎

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R.Gray
GR86、ジムニー(JA11)、ミニクーパーS(R53)の3台持ちをしている20代です。趣味はドライブ、旅行、ゲームなど。MT車の運転や車のレビューなど、車に関する様々なことを発信していきます。