ナンカンタイヤ(NANKANG)は1959年に設立された企業で、台湾で最も歴史のあるタイヤメーカーです。世界180カ国以上で販売され、スタンダードタイヤからスポーツタイヤ、スタッドレスタイヤまで幅広いラインナップを展開しており、アジアンタイヤメーカーとして有名な企業の1つです。
しかし、アジアンタイヤと言われると、「安かろう悪かろう」というイメージや品質への疑問を持つユーザーも少なくありません。
本記事では、ナンカンタイヤの評判や性能、メリット・デメリット、おすすめモデルについて、ユーザーの口コミやレビューを基に詳しく解説します。
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ナンカンってどんな企業?

ナンカンは、台湾に本社を置く老舗メーカーです。会社が発足した1959年には日本の横浜ゴムと技術供与契約を結んでおり、日本とも関わりのある企業といえます。
また、創立から60年以上にわたり、「誠実、実務、革新」を経営理念として掲げており、品質向上と技術革新に取り組んでいる企業です。
2001年には「ISO/TS16949」の認証を取得しており、その経営理念は本物と言えるでしょう。
その他、1997年には「ISO14001」を取得しており、工場へのソーラーパネル導入など、環境に配慮した生産体制環境維持にも取り組んでいます。
(引用:沿革|NANKANG RUBBER TIRE、ナンカンタイヤについて|NANKANG RUBBER TIRE)
ナンカンタイヤの評判・口コミ

ナンカンタイヤの評判は、過去と現在で大きく変化しています。以下に、ユーザーの声やレビューを基にした評価をまとめます。
高評価ポイント
価格の安さ
アジアンタイヤ全般に言えることですが、国産タイヤに比べ大幅に安価で、コストパフォーマンスが高いです。
例えば、トヨタ シエンタなどで使われている「185/65R15」を例としてあげると、日本主力メーカーであるブリヂストン(BRIDGESTONE)では8,800〜円/本(1台35,200〜円)であるのに対し、6,210〜円/本(1台24,840〜円)となっており、コストを抑えたい方にはおすすめと言えるでしょう。
(参考:価格.com)
ラインナップが豊富
ナンカンタイヤはノーマルタイヤだけでなく、スポーツタイヤ、スタッドレスタイヤなど幅広い種類のタイヤを扱っています。
ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤについては、それぞれ10種類以上ラインナップされていますので、納得のいく商品が見つかる可能性も高いと言えるでしょう。
「安かろう悪かろう」は過去の知識
製品にもよりますが、ナンカンタイヤはネット上でも高い評価を獲得しています。
例として同社のコンフォートタイヤ「AS-1」をあげると、オートウェイでの評価は★4.30、みんカラでの評価は★3.95となっていることから、決して悪くないと言えます。
ネット上には、トヨタ ヤリスに純正タイヤとして使用された実績もあるという情報もありますので、その意味でも信頼できるのではないかと考えられます。
耐久性が良いという声も
スタッドレスタイヤになりますが、7年目でもまだゴム質が柔らかく、耐久性も充分とのレビューもあります。
8年目のブリヂストンと保管条件・走行条件を揃えた上で比較しても遜色ないとのことなので、値段も考慮するとかなりコストパフォーマンスに優れていると言えるのではないでしょうか。
低評価ポイント
二輪車用は評価が低いイメージ
X(旧:Twitter)で調べる限り、二輪車用のタイヤはあまり良い評価が見受けられません。
二輪車の場合は四輪車以上に事故時の被害が大きくなりやすいため、二輪車用タイヤの実績があるタイヤを選ぶべきでしょう。
おすすめモデル4選と特徴
NS-20(プレミアムタイヤ)
NS-20はスポーツプレミアムタイヤです。
ドライグリップ性能やウェット性能、ハンドリング性能といった操縦性に関する性能はもちろん、静粛性や快適性にも優れています。
また、燃費性能や耐久性も兼ね備えており、コストパフォーマンスに優れたタイヤと言えるでしょう。
2025年6月20日現在、みんカラでの評価は★4.11となっています。
NS-2R(スポーツタイヤ)
NS-2Rはスポーツタイヤとなっており、主にサーキット走行やスポーツ走行をする方向けのタイヤとなっています。
「TREADWEAR 120」「TREADWEAR 80」の2種類あり、両者とも排水性を高めた溝配置によりウェット路面への対応力を確保しています。また、「TREADWEAR 80」は「TREADWEAR 120」よりもドライ性能が向上しています。
2025年6月20日現在、みんカラでの評価は★4.18となっています。
CO-2+(エコタイヤ)
CO-2+は燃費性能を重視したエコタイヤです。既存のECO-2と比較し、コンパウンドを改良することでより燃費性能を向上させています。
また、ドライグリップ性能とウェット性能も重視しており、4本の縦溝により排水性を高め、ハイドロプレーニング現象を抑える構造となっています。
さらに、センターブロックを強化することにより、高いコーナリング性能を発揮します。
2025年6月20日現在、みんカラでの評価は★4.25となっています。
AW-1(スタッドレスタイヤ)
AW-1はオートウェイ専売のスタッドレスタイヤです。従来品と比較し、氷雪路面の性能はもちろんのこと、ドライ性能や耐摩耗性能も向上しています。
2025年6月20日現在、みんカラでの評価は★4.21となっています。
まとめ

ナンカンは低価格ながら高いコストパフォーマンスを発揮する、アジアンタイヤの代表メーカーです。
アジアンタイヤといえば「安かろう悪かろう」というイメージもありますが、近年は国産タイヤに匹敵する性能を持つものもあります。
自分の運転スタイルや予算に合わせてモデルを選び、適切なメンテナンスを行うことで、ナンカンタイヤはコストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。
オートウェイ・オンラインショップでは今回触れていないモデルもたくさんありますので、コストパフォーマンスに優れたタイヤをお探しの方はぜひチェックしてみてください!
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